海老蔵 新ファンクラブがグランドオープン「新しい試みにも挑戦」
歌舞伎俳優の市川海老蔵のネットを中心としたファンクラブ「THUNDER PARTY!」が6日、グランドオープンした。海老蔵はブログで「歌舞伎はもともと、大衆の日常の楽しみのひとつ。もっと身近で、もっと誰もが楽しめるのにしていきたい」とファンクラブ開設を意義をコメント。「歌舞伎や伝統芸能の様々な情報、コンテンツを発信していくつもりです」とこれまでの枠にとらわれない方向性を示唆した。
歌舞伎俳優には、それぞれの家に入会金・年会費各1~2万円の後援会がある。海老蔵にももちろん『成田屋』の後援会があるが、今回はネットを中心とした個人のファンクラブ。歌舞伎俳優でこうした後援会ではないファンクラブを組織するのは極めてまれ。
サイトを運営する「株式会社SKIYAKI」ではL’Arc~en~CielのHYDE、ゴールデンボンバー、GACKTらのファンクラブも運営。歌舞伎俳優では海老蔵が初めてとなる。
アートディレクターとして増田セバスチャン氏を迎え、有料会員向けに限定デジタルコンテンツの閲覧や各種キャンペーンなどを企画。9月に都内で行われたプレイベントには、海老蔵だけでなく長女の麗禾ちゃんと、長男の勸玄くんもステージに上がった。12月10日には、京都でオープニングイベントが行われる。
今後もさまざまな企画が予定。海老蔵も「新しい試みにもどんどんチャレンジしていきます 伝統を守りながら、新しい伝統をつくっていく」と意欲を見せている。