尾木直樹氏 高齢者ドライバーの事故に「人ごとと思えない」 来年は70歳
教育評論家の尾木直樹氏(69)が6日、NHK総合の「クローズアップ現代+」に出演し、高齢者ドライバーによる事故について「人ごとと思えない」と語った。来年1月には70歳になることから、事故を身近に感じるという。
番組では高齢者ドライバーによる事故について特集し、尾木氏は「僕はもうすぐ古希。人ごとと思えない。自分のこととして考えています」と述べ、「高齢になって事故を起こすと相手の補償の問題、命の問題が重要。自分のことをとっても経済的な負担、あるいは精神的なことを考えたら大変なことだと思う」などと訴えた。
番組ではまた、80代の男性が家族から危険性を指摘されても「自分は大丈夫」と主張して聞き入れない事例をとりあげた。
尾木氏は「すごくよく分かる」とこの男性の気持ちに同調。「僕は半世紀車に乗ってる。歴史があるのよ!」と話し、運動神経も良かったこともまじえ、「それを否定されても納得できないっていうのはものすごくあります」と話した。