小倉智昭 武藤まき子さん急死に沈痛「身内同然でした」
小倉智昭キャスターが7日、フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜8:00)の冒頭で、同番組に出演していた人気リポーター武藤まき子さんが死去の報に「長い間さまざまなリポートをしてくれた。身内同然でした」と悲しみにくれた。武藤さんは“おまきさん”の愛称で親しまれたが5日、虚血性心不全のため亡くなった。71歳だった。番組では冒頭から35分、前田忠明リポーターなどが集まり、VTRを交え振り返った。
小倉キャスターは「武藤さんは11月30日に誕生日を迎えたばかり。中国放送に入社して以来、50年間ずっとマイクを持っていた」と沈鬱な表情。「“おまきさん、おまきさん”と数多くの芸能人にも慕われた」と故人の人柄をしのんだ。
笠井信輔アナウンサーも涙をこらえきれず、言葉も途切れ途切れ。歌舞伎俳優の市川海老蔵が武藤さんのことを書いたブログを紹介する際には涙をこらえきれなかった。
武藤さんは山梨県出身。青山学院大学卒業後、広島の中国放送のアナウンサーに。結婚を機にフリーに転身し、1982年に開始したフジ系「おはよう!ナイスデイ」のリポーターを務めた。最近は「とくダネ!」などに出演。芸能、歌舞伎、皇室などを担当した。
10月27日に都内で営まれた俳優・平幹二朗さんの通夜も取材し、三田佳子ら弔問客にマイクを向けていた。