歌舞伎俳優の市川海老蔵（３９）が７日、ブログを更新し、急死した芸能リポーター・武藤まき子さんを悼んだ。また武藤さんが書いた“遺稿”に「嬉しかった」と感謝をつづった。

　海老蔵は「朝、ニュースを見て驚いた」と、武藤さんの突然の訃報を知り愕然。「子供の頃からいらっしゃった、いつも歌舞伎座の楽屋やブラウン管の中に」と、海老蔵が幼い頃からずっと歌舞伎座にいた武藤さんを思い起こした。

　そして、武藤さんの遺稿となった「麻央さんを支える海老蔵も“今年の顔”」という原稿に触れ、「この見出し、嬉しかったよ」と感謝。「誰にもわからない戦いを武藤さんは感じてくれてるのだなと、嬉しかった」とつづった。

　「揚げ足取りのような記事が錯乱する中嬉しかった。しかし、嬉しいものだけを、取り上げるわけにも行かぬ世知辛い世の中、あえてこのタイミングで感謝を述べます。ありがとうございます。嬉しい見出しを」と、愛情を持った原稿を書いてくれたことに感謝。「心よりお悔やみを申し上げます」と追悼した。

　武藤さんは、２日の夕刊フジ「おまきが行く」という連載の中で、「麻央さん支える海老蔵も“今年の顔”２０１６年は女性の顔が印象的」という原稿を掲載。英・ＢＢＣが選んだ今年の女性１００人に麻央夫人が選ばれたことに触れ、海老蔵夫妻について、愛情あふれる原稿を寄せていた。