５日に虚血性心不全で亡くなった芸能リポーター・武藤まき子さんを悼み、前田忠明ら芸能リポーター仲間が７日放送のフジテレビ系「とくダネ！」に集結。武藤さんの思い出を語りながら、涙を流した。

　番組では冒頭から武藤さんの訃報を取り上げ、武藤さんの足跡を紹介。スタジオには武藤さんとともに番組をもり立てたリポーター陣が集まった。

　３４年間、仕事仲間だった前田忠明は「ビックリのひと言」と突然の訃報に驚き。公私ともに仲が良かったという平野早苗も、「信じられない思いでいっぱい」とハンカチで何度も目をぬぐった。

　２８年の付き合いという小柳美江は「私が出演すると必ずメールをくれるのに、一昨日、メールがなかった。風邪を引いているとは聞いていたので、ちょっと気に掛けていたら…。早すぎます」と涙。横野レイコも「取材への熱い思いを話されていた。食らいつきなさいという言葉は忘れない」と涙ながらに感謝した。

　笠井信輔アナウンサーも「褒めてもらうより、叱られることの方が多かったが、本当に手取り足取り教えて頂いた。カラオケが本当に上手でよく行った。もう聞けないのかな」と涙。市川海老蔵の武藤さんのことを記したブログを紹介したときには、思いがこみ上げたのか言葉を詰まらせた。

　梅津弥英子アナウンサーも涙ながらに「大学の先輩だと今日まで知らなかった。もっとお話をしたかった。ひるまず、走りなさいという言葉を頂きました」と大先輩へ、感謝を述べていた。