武藤まき子さん急死 現役最高齢の芸能リポーター 「とくダネ!」などで活躍
フジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜、前8・00)など数多くの情報番組・ワイドショーで芸能リポーターとして活躍した武藤まき子さんが5日に虚血性心不全で死去したことが7日、分かった。71歳。山梨県出身。10月27日には俳優・平幹二朗さんの通夜を取材し、女優・三田佳子(75)ら弔問客にマイクを向けていた。実質的に現役最高齢のリポーターだった。葬儀は近親者により密葬で執り行う。
“おまきさん”の愛称で親しまれた武藤さんが、突然、旅立った。毎朝午前8時に、自身が出演していたフジテレビ系「とくダネ!」を見るのが日課だったが、5日は放送時間になっても姿を見せず、寝室で夫に「体調が悪い」と訴えた。昼頃には意識がなく救急搬送先の病院で死亡が確認された。4日夜はテレビ朝日系若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」に大笑いしていたという。
11月30日に71歳の誕生日を迎えたばかり。広島の中国放送アナウンサーを経て、82年にフジ「おはよう!ナイスデイ」のリポーターに。近年は「とくダネ!」などの情報番組を中心に出演。芸能、歌舞伎、皇室を主に担当してきた。
この日、放送された「とくダネ!」では、司会の小倉智昭キャスター(69)が訃報に触れ「数多くの芸能人の皆さんからも『おまきさん、おまきさん』と慕われておりました」と悼んだ。