AKB48に姉妹メンバーが誕生 16期研究生に武藤十夢の妹おりん

 AKB48の中に姉妹メンバーが誕生したことが8日、分かった。東京・秋葉原のAKB48劇場で「AKB劇場11周年特別記念公演」でお披露目された16期研究生19人の中の1人、武藤小麟(16)が、武藤十夢(22)の妹であることが発表された。AKBグループとしての姉妹メンバーは存在するが、AKB48に限れば初となる。

 お披露目の際、最初にあいさつした妹・小麟は「2000年シドニー五輪の年に生まれたので、名前が“小麟(おりん)”です」と姉妹については触れなかった。だが、その後に登場した十夢が「16期研究生に自分の妹がいます。見守ってくれたらうれしいです」と妹に代わりあいさつした。

 16期研究生は19人全員で「会いたかった」などを歌唱したほか、メンバー1人ずつあいさつ。

 早くも個別に声援が飛んだ山内瑞葵(15)は「小2から勉強してきたダンスと歌に注目してください」とアピール。またAKB劇場がスタートする前年の2004年に生まれた16期最年少の鈴木くるみ(12)は「写真の写りが悪いので、生で顔を覚えていってください。もっともっと頑張ります」と初々しさを醸し出していた。

 また、公演の冒頭には、劇場とともに自身もこの日が誕生日の総監督・横山由依(24)があいさつ。「劇場がスタートした時を知るメンバーも小嶋(陽菜)さんと峯岸(みなみ)さんしかいなくなった」としみじみとメンバーを見渡し「11年目を迎えられたのも、いつも応援してくださる皆さんのおかげです。今日は今のAKB48をお見せできればと思います」と、力強く語っていた。

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