中山衆院議員が橋下氏を「侮辱」と反訴 法廷バトルますます激化
自民党の中山泰秀衆院議員が、橋下徹前大阪市長からツイッターで「侮辱」され、政治的信用が著しく損なわれたとして、1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて大阪地裁に提訴したことが8日、分かった。提訴は5日付。
両者を巡っては、6月、中山議員が大阪市との公式会議の場で「前の市長の秘書だったかと思いますけど、報道で知ったが、覚せい剤で逮捕されたというのは本当ですか」などと発言。橋下氏らが名誉を傷つけられたとして、損害賠償1000万円を求める訴訟を同地裁に起こし、法廷バトルが続いている。
中山議員の代理人弁護士はデイリースポーツの取材に、提訴事実に関して「間違いありません」とコメント。橋下氏の代理人の事務所は「守秘義務があり、当事者の了解なくお話させていただくことはできない」とした。
中山議員側の反訴状では、橋下氏が6月の会議直後にツイッターに「中山泰秀アホボンが、また大失態をやらかした」「情報源は2チャンネルらしい」などと投稿したと明記し、社会的評価を低下させていると指摘した。