長谷川引退会見、司会は上重アナ「同い年の誇れるヒーロー」と感謝

 WBC世界スーパーバンタム級王者の長谷川穂積(35)=真正=が9日、神戸市内で会見し、現役引退を表明した。会見の司会を担当したのは、日本テレビの上重聡アナウンサー(36)。上重アナは会見終了と同時に「司会の立場をお借りして」と切り出し「1980年生まれ、同い年の誇れるヒーローでした。ありがとうございました」と頭を下げて王者に感謝した。

 上重アナはPL学園のエースとして1998年春夏の甲子園で活躍。ソフトバンク・松坂(横浜)と同年齢の“松坂世代”として注目を浴びた。長谷川も初の世界挑戦時からボクシング界の“松坂世代”として話題となり、松坂らとも交流があった。

 9月16日に長谷川が5年半ぶりに王座を奪回し、3階級制覇をした試合の実況は上重アナが担当。9回TKO勝ちした瞬間に「長谷川はやっぱり強かった!ボクシングの神様はもう一度長谷川にほほえみました」と伝えた。

 立大卒業後に日本テレビに入社し、アナウンサーとしてスポーツを報じる立場となった上重アナ。野球界でも今季限りでヤクルト・新垣(沖縄水産)が引退するなど“松坂世代”は少なくなった。戦い続けてきた同い年の王者のラストファイトと引退会見に立ち会い、思わず感謝の言葉が口をついたようだった。

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