成宮寛貴氏 弟のことを考えて引退か 18年来の「親友」明かす…「悪夢を見る」
写真週刊誌で薬物使用を報じられ、芸能界を引退した元俳優の成宮寛貴氏(34)の親友という男性が11日、フジテレビ系「Mr.サンデー」に出演し、成宮が疲弊しきっていたことを明かした。男性は「本当は役者としてやっていきたいけど弟さんのこともある」と話し、成宮が弟のことを考えた上で引退を決めたのではとほのめかした。
18年来の親友という男性は、週刊誌での報道直後から連絡をとっていたという。成宮は、俳優になる前は新宿のイタリアンレストランで働いていたそうで、その頃からの知り合いだという。
報道後に男性が成宮に連絡し「大丈夫か」と尋ねると、成宮は「疲れて眠れないし、眠ったら悪夢を見る。しんどい」などと答えた。口調から精神的に参っていることがうかがえたという。
最初の報道が2日にあった後、薬物使用について尋ねると成宮は「そんなわけない。自分は覚えがない」と否定。事務所の意向で検査をすることになったことを伝えた。
男性は成宮について、「やさしく気遣いもできる。若い時から苦労してるのは知ってたんで。それを乗り越えて今の立場にやっとなったのに…弟さんのこともあるし…」と話した。
引退発表後にLINEでメッセージを送ったところ、「今、バタバタしている。落ち着いたら連絡する」という返信が来たもののその後はないという。
男性はまた、成宮が「今、やらなければいけないことがほかにあるから」と言ったことも明かしていた。