柄本佑、芥川賞作家の羽田圭介氏と会見

ドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」の会見に登場した羽田圭介氏(左)と柄本佑=東京・渋谷のNHK
ドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」の会見に登場した羽田圭介氏(左)と柄本佑=東京・渋谷のNHK
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 俳優の柄本佑(29)が13日、東京・渋谷のNHKで同局の主演ドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」(総合、17日、後9・00)の会見を原作の羽田圭介氏(31)と行った。原作は羽田氏の芥川賞受賞作。柄本演じる30歳を前にした無職の青年と87歳の要介護の祖父とのコミュニケーションを描く。

 柄本は映像を見た印象を「なかなか自分が出ていると客観的に見れなくて。比較的長い間出ているので、自分を追っかけて頭に血が上っちゃって。震えながら見ている風な感じでした」と明かした。撮影シーンで1番印象に残っているのは「おじいちゃんをおぶって上った階段なんです。あの段数のありよう。『いけるかな、大丈夫かな』と自分の体力を心配しました。無限に続いているような気がしました」と苦笑交じりで話した。

 羽田氏は「脚本がすごいと思った。純文学をドラマにするのは難しいだろうと思っていたが、独自を使わないで割と原作と同じ感じでできている。(自分の)本業にも学ぶところがある」と称賛を贈った。

 その一方で、ドライな羽田氏らしく「大々的にプロモーションをやった新作の『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』があまり売れないなと思って。だったら『スクラップ-』を売る方が早いなと思って、前日に来ることを決めました」とぶっちゃけで本音を漏らしていた。

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