浅野内匠頭の子孫が三味線ライブ 浅野祥、「赤穂義士祭」に登場
津軽三味線の全国大会で3年連続日本一になり世界を舞台に活躍する三味線奏者で、今年1月に歌手デビューした浅野祥(26)が14日、東京・泉岳寺での「赤穂義士祭」でミニライブイベントを開催。新曲「逢いたかったぜ内蔵助」など4曲を三味線演奏とともに熱唱した。
毎年、赤穂浪士の討ち入りした12月14日に行われるこの祭り。実は浅野は、浅野内匠頭(長矩)の子孫。自身も先祖縁のお祭りに、歌で“討ち入り”した格好。この日は先祖の墓参りも行い「浅野家と縁のあるこの場所で歌うことができて、感慨深いものがある」としみじみ。自身も今年9月に一般人と結婚したばかり。「気持ちも新たに頑張ってます」と近況を語り、子作りにも「頑張ります」とさらなる子孫作りも誓った。
浅野は宮城県仙台市出身。2011年に東日本大震災では、全壊した実家の柱で作った三味線を製作。それを持って全国を回って演奏する復興支援活動などを行った。