三谷幸喜氏、真田丸キスシーンは「堺さんのアイデア」
脚本家の三谷幸喜氏が15日、NHK「あさイチ」に出演し、11日に放送された大河ドラマ「真田丸」のラストで堺雅人演じる真田幸村と、長澤まさみ演じるきりのキスシーンが堺の発案だったことを明かした。
番組では、三谷氏が脚本を手がけた真田丸の裏話などが明かされたが、その中で、視聴者から「脚本にはなかったが、よかったシーンはありますか?」という質問が寄せられた。
これに三谷氏は11日に放送された堺と長澤のキスシーンを挙げ、「チューするのあったじゃないですか。あれ、ぼく台本に書いてないんです」と告白。有働由美子アナウンサーが「ええ!」と驚くと、「現場で堺さんがチューした方がいいんじゃないかというアイデアを出されたそうで」と、キスシーンは堺の発案だったと説明した。
そのアイデアに対し、長澤からは「ただのチューじゃなく、チューしながらしゃべりたいと。昔から長澤さんはチューするシーンでそういうのをやりたかったそうで」と、キスをしながらもセリフをしゃべるアイデアは長澤の発案だったことも明かした。
三谷氏はキスシーンが加わったことを知らされていたというが、「大泉洋さんとかはオンエア見て『どうしてチューしてんだ』ってすごく驚かれたと聞きました」と笑顔で振り返っていた。