ＮＨＫの有働由美子アナウンサーが１５日、同局の「あさイチ」で、大河脚本を手がけた三谷幸喜氏から、大河スタート時のナレーションについて不満があったと明かされ、思わず机に突っ伏す一幕があった。

　番組では、三谷氏を迎え、１８日で最終回を迎える真田丸について特集。三谷氏が大河の裏話などを披露した。その中で大河のナレーションを担当している有働アナが、三谷氏の前で大河風のナレーションを披露。

　「このシチュエーションで読ませるのはやめてほしいです。緊張します」と有働アナも苦笑いだったが、三谷氏は「初めてナレーション読まれているところを拝見しましたが、びっくりしました。こんなに声がでるんですね」と声の大きさに驚いた様子。「あの声をどう出しているのか。こんな張ってらっしゃるとは思わなかった」と目を丸くした。

　それを受け有働アナは「最初の頃はご不満があった？」と恐る恐る訪ねると、三谷氏は一瞬押し黙り「しょうがないですよ」と、暗に不満があったことを認め、有働アナも机に突っ伏した。

　ただ「大河ドラマは１年あるんです。みんな成長していくわけです。変化していくものですからいいんです」と有働アナをなぐさめていた。