中村芝翫、香川照之は「東大生の時は嫌なヤツ。歌舞伎役者になって人格者に」
歌舞伎俳優の中村芝翫(51)が17日放送の読売テレビ「あさパラ!」に出演し、元客室乗務員の妻との離婚が発覚した香川照之=市川中車=(51)について言及した。
司会のハイヒール・リンゴから香川の人となりを尋ねられた芝翫は「香川君は同い年なんですよ。歌舞伎役者に同い年がいなかったんですが、香川君が(市川)中車として入ってきてくれてやっと同い年の歌舞伎役者ができました」と、歌舞伎の世界に入っきたことを感謝した。さらに続けて「彼、東大で頭いいんですよ。だけど、東大の時はすごく嫌なヤツだったんですよ。俳優になってちょっと普通になって、歌舞伎役者になってものすごい人格者になった」と笑わせた。
芝翫は香川について「(息子の)團子君のことを第一に考えていて。自分が中車になるというより、團子君を澤瀉屋(屋号)の道へ行かせたい、歌舞伎役者のDNAを守りたいというのが、すごく強かったんですよね」とその思いを代弁していた。
その後、番組では梨園の妻の大変さにちなみ、芝翫の妻でタレントの三田寛子が「今年最も上手に怒りをコントロールした有名人」第1位に認定されたことを取り上げると、自身の不倫騒動を突かれた芝翫は苦笑いしながら、ひたすら平身低頭だった。