内場勝則ショック 島木譲二さん「弱っているところ見せたくなかったんだと思う」
「大阪名物パチパチパンチ」などのギャグで人気を博した吉本新喜劇の俳優、島木譲二(本名・濱伸二=はま・しんじ)さんが16日、脳出血のため入院先の大阪市内の病院で死去した。72歳。兵庫県尼崎市出身。通夜は17日に大阪市の新大阪典礼会館で行われ、落語家の桂文枝(73)、新喜劇の盟友・間寛平(67)、漫才師のオール巨人(65)らが参列した。葬儀・告別式は18日正午から同所で行われる。喪主は妻の濱昭子(はま・あきこ)さん。
精いっぱい体を張り「パチパチパンチ」「ポコポコヘッド」などのギャグで笑いを取った島木さんの人生を、芸人仲間たちは涙と笑いで振り返った。
精いっぱい体を張り「パチパチパンチ」「ポコポコヘッド」などのギャグで笑いを取った島木さんの人生を、芸人仲間たちは涙と笑いで振り返った。
吉本新喜劇座長の内場勝則(56)は妻の未知やすえ(53)と参列し、弔問前には「ショックですね」と神妙な面持ちで話した。
休養中の島木さんと連絡を取り合うことは無かったといい「どういう状況なのかも全然分からなかった。元気、パワフルな芸で頑張ってはったんで弱っているところを見せたくなかったんだと思う」とおもんぱかった。
「常に200%を出す方なんで。僕ら絶対200%なんて出せない。調子悪い時で100%出しますからね。できませんは言えない、一流のホテルみたい」としのんだ。
未知はひつぎの中の島木さんと対面したといい「きょうお顔見た時、やっぱり芸人さんやなと思いましたね」と話した。