北川大介 恩師・中川博之さんとの思い出「愛情の裏返し」
2014年に死去した作曲家・中川博之氏の名曲「愛をありがとう」を歌唱する7組のアーティストが集結したディナー・パーティーが18日、都内でファン300人を集めて行われた。
中でも北川大介(46)は歌の世界に入ったキッカケが中川氏にスカウトされたことによる。大学卒業後にプロゴルファーを目指していたが、ケガをしていた時に声をかけられたという。北川は98年に中川氏が作曲した「前橋ブルース」でデビューするが「歌には厳しかった。デビューしてから1度もほめられた覚えがありません。それも愛情の裏返しだと思っています」と恩師との思い出を振り返った。
ジェロ(35)は「子供の頃から歌謡曲をビデオで見ていますが、改めて中川先生の作曲した名曲は非常に勉強になっています」と強調。「和田弘とマヒナスターズ」のオリジナルメンバーとして活躍してきた大ベテランの松平直樹(82)も「中川メロディーというものがある。歌詞とメロディーがいいんです。中川さんの素晴らしさですね」と絶賛した。
ライブでは中川氏の大ヒット曲「たそがれの銀座」、「わたし祈ってます」を皮切りに各自が「愛をありがとう」を歌唱。最後には会場と一体となって同曲を大合唱した。