妖怪ウォッチ 2年連続「スター・ウォーズ」を抑え1位 興収40億円が射程圏内に
週末観客動員数ランキング(興行通信社調べ)が19日、発表され、「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」が、「スター・ウォーズ」の最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を抑えて、1位となった。昨年も「妖怪ウォッチ」の前作と「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が同じ週に激突。2年連続で「妖怪-」に軍配が上がった。
「ローグ・ワン」は昨年の「フォースの覚醒」と同様に金曜日公開。しかも、木曜日から日付の変わったばかりの24時から上映する劇場も多かったが、土日を集計する週末観客動員数ランキングには「1・5日分」が集計されていない。
土曜日公開の「妖怪」は全国415スクリーンで封切りされ、週末2日間で54万人以上、興収6億円超えの好スタート。配給の東宝によると、保護者同伴の層が75・6%と大半を占め、動員数の増加につながった。最終的に興収40億円を目指せるとしている。劇場版第3弾となるが、3年連続の初週1位となった。
「妖怪」は初めてアニメと実写パートを融合した異色作。「ローグ・ワン」はSWシリーズ初のアナザー・ストーリーと銘打ち、第1作目となるエピソード4の10分前までを描いた作品となっている。
なお、「妖怪」は劇場版第4作の製作を発表済み。SWは次作エピソード8の公開を2017年12月15日全世界同時公開に決定しており、来年にも“直接対決”となる可能性がある。