フリーアナウンサーの脊山麻理子（３６）とタレント・鈴木奈々（２８）が女子プロレスデビューすることが１９日、分かった。１２月２２日午後６時半から後楽園ホールで行われる女子プロ団体「スターダム　ＹＥＡＲＥＮＤ　ＣＬＩＭＡＸ　２０１６」に参戦。オファーから１カ月弱の強行軍で格闘技の聖地からリングデビューを飾る。

　参戦のきっかけは、多種多様な業界のプロがガチンコでスカウトするテレビ朝日系バラエティー特番「スカウちょ！」（１月４日放送、後１１・１５）の企画だった。１１月２４日に女子プロ団体「スターダム」からオファーを受け、２人が快諾した。

　試合は観客を前にしたプロの興行に組み込まれた。脊山は女子プロ界のエースで“天空の逸女”の異名を持つ紫雷イオ（２６）とタッグを組み、松本浩代・ジャングル叫女組を相手にタッグマッチ３０分一本勝負に挑む。鈴木は、第８代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン“海賊王女”宝城カイリ（２８）とシングルマッチ３０分一本勝負に決まった。

　元日本テレビアナウンサーから、グラビアに続き、プロレスデビューも飾る脊山は「クロスボディ、ＳＴＦ」とノートに書き込みながら技を吸収している。「プロレスは大好きで観戦していた場所に、自分が立つ日が来るとは。うれしさと緊張でドキドキ」と興奮しながら、セクシー衣装で「ポイントはお尻。カッコいい技を決めたい」と意気込んだ。

　モンゴリアンチョップやエルボーを学んだ鈴木は、バラエティーで体を張っていることから「結構、自信ありますね」と全力ファイトを宣言した。