だいたひかる、乳がんで右乳房全摘出 手術前日は裸で記念撮影も…
お笑い芸人のだいたひかる(41)が20日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のインタビューに応じ、今年1月に乳がんが発覚したことを公表、右乳房を全摘出したことを明かした。
番組では、だいたと夫の小泉貴之さんが一緒にインタビューに応じた。乳がん発覚は今年の1月6日。マンモグラフィーを受けに行ったときに、触診の時点で医師からしこりを指摘され、検査の結果、乳がんと診断された。だいたは「涙が出てきた。がんと言われるとすぐに死んじゃうイメージで。人生のゴールが目の前にみえちゃった感じですよね」と当時の心境を振り返った。
貴之さんも告知された日は台所にこもったまま出てこなかったといい、やっと出てきたときには「涙目で体がぷるぷる震えていた」(だいた)という。だが、その日を最後に、2人は泣かないと決め、以来1度も泣いていないという。
貴之さんは家のあらゆるところに「大丈夫」と書いた紙をはり、だいたを励ました。また、右乳房全摘出の手術前には、2人で裸で記念撮影をしたことも明かし、そのときの写真の1枚を番組でも披露した。
手術は2時間半にも及び、リンパにも転移していたというが「芸人になって体を張ってこなかったが、人生で一番体を張った」という甲斐もあり手術は成功。そんなだいたに、貴之さんは「来年は東京マラソンを走るよ」と声をかけたという。
「術後3日ですよ。普通、歩くだけでもほめられるのに走るなんて。スパルタだな」とだいたは笑いながら振り返ったが、貴之さんは「攻撃は最大の防御。何かに向かっていきたいという思いの表れだった」と、マラソンを誘った意図を説明した。
だいたにとって、常に貴之さんがそばにいてくれたことが、何よりの薬となったようで「一緒に闘ってくれる人がいてよかった。結婚して年月は浅いけど、絆は深まった」と、夫に感謝していた。
だいたと貴之さんは2013年に結婚。その後、だいたは妊活を優先させるため、仕事量をセーブしていた。