すみれコードギリギリ?宙組トップ朝夏「タカラジェンヌに年齢はないけど…」
宝塚歌劇団のスターたちが一堂に会する年に1度の祭典「タカラヅカスペシャル2016」が22日、大阪・梅田芸術劇場で開幕した。星組新トップの紅(くれない)ゆずるは、これがトップとして初めてファンの前にお目見え。ひときわ大きな拍手を浴びていた。
今年はタカラヅカを代表するミュージカル「エリザベート」が初演から20周年ということで同作のスペシャルコーナーも設けられた。今夏の再演で主人公の宙組トップスターの朝夏(あさか)まなとは「タカラジェンヌには年齢はありませんが、初演時には生まれていない生徒も…」と年齢非公表のタカラヅカの“すみれコード”を意識しながらも、組の事情を明かした。
すると20年前にはすでにスターとして活躍し、初演時に主要キャストの暗殺者ルキーニを演じた専科の轟悠(とどろき・ゆう)が「まぁ君(朝夏の愛称)、楽屋でゆっくり話をしようか」と低い声で対応。丁々発止のやりとりで、会場を盛り上げていた。