「ペンパイナッポーアッポーペン（ＰＰＡＰ）」が大ブレーク中のシンガー・ソングライター、ピコ太郎（５３）が、大みそかのＮＨＫ「紅白歌合戦」（総合、後７・１５）に企画枠で出演することが２２日、発表された。「紅白　ＨＡＬＦＴＩＭＥ　ＳＨＯＷ」と題して、米歌姫ビヨンセのモノマネで今年ワールドツアーを敢行した渡辺直美（２９）とショーを繰り広げる。ピコ太郎は「ドッキリですよね？」と驚きながら、ヒョウ柄のダルマに目を入れて喜んだ。

　満を持して、紅白でペンをアッポーに差す。

　今年８月の動画公開から紅白出場を目標にしてきたピコ太郎。ＮＨＫのオファーには「ドッキリですよね？ドッキリでないとしたらとんでもなくうれしいことだピコ」と感激。ストールと同じヒョウ柄のダルマに目玉を入れ、プロデューサーの古坂大魔王（４３）と握手する“奇跡”のツーショットも公開した。

　ユーチューブ年間トレンドランキングで世界２位、ビルボードランク入りとワールドワイドな活躍を見せただけに、コラボ相手にも海外公演を成功させた歌姫？を抜てきした。渡辺はビヨンセに扮（ふん）したパフォーマンスを引っさげ、今年１０月から米ニューヨーク、ロサンゼルス、台北でワールドツアーを敢行。地元ファンを湧かせている。

　本番では午後８時５５分の中断ニュースまでの約５分間に出演。米国最大のスポーツイベント、ＮＦＬの決勝戦「スーパーボウル」の前後半の合間に行われる「ハーフタイムショー」をイメージしているという。故マイケル・ジャクソンさんやマドンナら超一流アーティストが出演し、ド派手な演出でパフォーマンスする“究極のショー”に負けないステージを、２人で繰り広げる予定だ。

　ピコ太郎は「出る限りは一生懸命歌って踊って、皆さんを楽しませたいピコ」と気合十分。渡辺は「初めての紅白、心臓バクバクでかなり緊張していますが、ピコ太郎さんについて行きます！」と宣言した。