ノンスタ石田、脚本舞台でボヤキ大連発「迷惑かけられとるんや!相方に」
お笑いコンビ・NON STYLEの石田明(36)が25日、大阪市内で上演された間寛平(67)主宰の劇団間座旗揚げ公演「恋の虫」に出演。自らが脚本を担当したミュージカルに口の悪い毒クモ役で登場し、当て逃げ事故を起こした相方・井上裕介(36)のことをボヤきまくるアドリブを繰り出し、笑いを誘った。
若手芸人らを主体に上演された虫たちの物語。毒クモに扮して登場した石田は「ほんと、エサが少なくて大変。特に今年は冬越すの大変。ひとりやから…」と軽妙に漫談。
「年増の蛾」3匹との寸劇では「ヘタクソ!テンポ良くやれ!」とダメ出しし、「暴れたなるわ!最近迷惑ばっかりかけられとるんや!相方にも」と怒り、退場する際にはドタバタ劇で飛び散った紙くずを拾いながら「ホンマに俺は、いつも後処理ばっかり…」とボヤキ節を繰り出した。
劇中では「最近、すごく心に刺さる歌を1曲」と大事MANブラザーズバンドのヒット曲「それが大事」を歌唱。「負けないこと…逃げ出さないこと♪」と歌ってハッとしてみせ、荷物の台車を押す場面では「大丈夫、大丈夫、俺は運転ちゃんとするから」と笑わせていた。
劇団は寛平が仕事が少ない若手芸人たちのために立ち上げた。当初、脚本を手がけた石田は出演予定はなかったが、最近になって毒クモ役の女優が事情で出演できなくなったため、スケジュールを調整して代役で入ったという。