国分太一、SMAPへ反発も… 行き着いた答えは「この先輩は超えられない」
TOKIOの国分太一が27日、TBS系「白熱ライブ ビビット」で、SMAP5人への正直な思いを吐露。「数年前、SMAPのこと、あんまり好きになれないと思ったこともあった」と振り返りながらも、最後は「SMAP先輩、本当にいろいろありがとうございました」と目を赤くして頭を下げた。
番組では、26日に最終回を迎えたフジテレビ系「SMAP×SMAP」での5人の様子や、街の声などを取り上げ、最後となった5人の姿を振り返った。
コーナーの最後に満を持してコメントを求められた国分は「1時間半でも終わらないぐらいコメントある」と笑いながら切り出し、SMAPのデビュー当時について「いいスタート切れてないなと思った。デビュー曲が1位にならなかったり、歌番組も無くなっていって…」と決して恵まれたスタートではなかったと振り返った。
それでもコントや笑いなどでファンを拡大していったすごさや、森且行の脱退、稲垣吾郎、草なぎ剛の逮捕などを乗り越えた28年の歴史に思いを馳せ「もともと特別なオンリーワンというけど、そういうグループだったんだと思った」と世界に一つだけの花の歌詞を引用して、その存在感を表現した。
また、同じ所属事務所で、かつてはバックダンサーもつとめた国分だから言える感想も。「正直、SMAPを認めたいと思っていなかった。認めてしまったらあの先輩にかなわないんじゃないかと思っていた」「数年前、SMAPのことを、なんだこのグループ、あんまり好きになれないと思ったこともあった」と、反発心もあったことを素直に認め「でも、昨日のスマスマを見て、俺ってちっちぇー人間だなと。この先輩は超えられない。後輩はみんなそう思っている」と、素直に先輩の偉大さを認めるコメントも。
最後には「後輩の中では、今は出席の札を裏返して欠席にしているだけと。いつか出席に代わるといいなと思うし、そのときは僕もより大きなイベントができるようになっていたい」と、先輩に恥じない成長を見せると約束。「SMAP先輩、本当にありがとうございました」と締めくくった国分の目はうっすらと赤くにじんでいた。