スマスマ有終…中居の涙は27.4% フジテレビにファクス1万超、メールも
26日に5時間特番として放送されたフジテレビ系「SMAP×SMAP」最終回の視聴率が第3部(午後10・00-同11・18)で23・1%を記録したことが27日、分かった。瞬間最高は、最後にSMAPの5人が「世界に一つだけの花」を歌い終え、中居正広(44)がカメラに背を向けて涙した場面で27・4%をマーク。番組がスタートした1996年からの全920回の総平均は18・1%だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)
28年のグループ活動に事実上、終止符を打ったSMAPが「最後の舞台」に選んだスマスマ最終回が、高視聴率で有終の美を飾った。
26日は午後6時半からの5時間特番で、20年9カ月に及んだスマスマの名場面集が放送された。平均視聴率は第1部(午後6・30~)14・1%、第2部(同7・00~)17・4%と数字を上げてゆき、第3部で23・1%をマークした。
クライマックスは、SMAP5人の「1曲だけのラストステージ」として放送された「世界に一つだけの花」の歌唱後だった。幕が下り、5人が深々と頭を下げ続ける中、収録が終了し、こらえきれなくなった中居が後方に下がり、何度も涙をぬぐった午後11時7分に数字は最高27・4%まで跳ね上がった。
フジテレビによると、26日に視聴者から募集したメッセージがファクスで1万件を超えたほか、メールも27日夕方までに1万3500件に達した。ほとんどがSMAPに対する感謝の言葉だという。
紅白歌合戦を辞退し、5人がラストステージと決めた「SMAP×SMAP」。今月1日に「世界に一つ-」を収録し、同8日にタレント・タモリ(71)をゲストに迎えた人気コーナー「ビストロSMAP」(同19日放送)ですべての収録を終えていた。
なお、関西地区は第3部で平均24・1%、瞬間最高27・5%(午後11時7分)を記録。全920回の総平均は16・7%だった。