清原氏、離婚したさみしさが薬物使用に拍車「僕にとっては魔の土日」
2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)のインタビューが、29日放送のTBS系「ニュースキャスター 超豪華!芸能ニュースランキング2016決定版」で放送され、2014年に離婚し、孤独感から覚せい剤におぼれていったと告白した。
現役引退後、軽い気持ちから覚せい剤に手を出したという清原氏。しかし14年に離婚して、2人の息子とも離れたことで、使用量が増えていったという。「自分ではっきり感じたのは、自分のせいなんですけども、離婚をきっかけに家に一人ぼっちになって、そこからおぼれていったと思います」と語った。
清原氏は息子に自由に会えなくなり、「僕にとっては魔の土日」だった。「刑事さんには『(覚せい剤を使用したのは)日曜の夜とか、少年野球が終わった後の夜とか、面会日の後が多かったですね』と言われました」と明かした。
逮捕されたのは、プロ野球のキャンプが始まった直後の2月2日。覚せい剤を購入したのは1月31日だった。「1月31日は野球選手にとって、正月を迎える前の大みそかみたいな日なんですよね。今年もやるぞって時に、一体自分は何をやっているんだろうと。現実逃避したくなって使ってしまった」と、当時の心境を語った。
2月2日に都内の自宅で逮捕された清原氏。薬物のため意識がもうろうとしていたこともあり、「これは現実じゃない」と思ったという。「初めて独房に入れられて『本当に逮捕されたんだ。どうしよう』。その繰り返しでしたね。次の日まで一睡もできなかったです」と振り返った。