ベッキー ピース又吉の言葉に救われた 「火花」生きている限りバッドエンドはない

 タレントのベッキーが2日深夜に放送されたABCテレビの深夜番組「又吉大吉の眠れない夜を乗り越えて」(後11・40)に出演し、ピース又吉の芥川賞受賞作「火花」の一文に救われたことを明かした。ベッキーはまた、又吉とは「心が通っていると思う」とも話した。

 番組冒頭、ゲストがベッキーであることが知らされた博多華丸・大吉の大吉は「共演はあるけど、ほとんどしゃべったことはない。前室とかプライベートはない」とほぼ付き合いがないことを明かした。ピース又吉は「笑っていいとも」で共演したことがあり、「あと、ベッキーさんがMCの番組でアシスタントをやらせてもらいました」と大吉よりは交友が深いことをほのめかした。

 大吉は、ベッキーがゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫騒動後、親しい芸能人に手紙を書いたことをあげ、「うちには当然来なかった。面倒見てないし。来た?」と尋ねた。又吉は「僕らのとこには来てないです」と返答。心配する大吉に又吉は「僕はもう勝手に親友やと思ってるんで。手紙は来てないですけど、家族とか親友って後回しになりがちじゃないですか」と答え、大吉は「ポジティブやな」と笑った。

 2人とベッキーが合流すると、ベッキーは又吉を「マッピー」と愛称で呼んだ。驚く大吉に又吉は「ベッキーさんが付けてくれたあだ名で」と説明した。ベッキーは又吉について、「私とマッピーは心が通っている気がする」と話し、又吉は「ほら、言ったじゃないですか」とうれしそうに大吉を見た。

 ここで視聴者からの質問として、2人は「大変だったときに一番心に残った素敵な言葉は」と尋ねた。ベッキーは「マッピーの言葉です」と即答。又吉の著作「火花」にある最後の言葉として「生きている限りバッドエンドはない」。ベッキーは「あの一文にどれだけ支えられたか」と感謝。「そうだよなって思いました。ありがとうございますって言いたくて。次の作品が面白くてもつまらなくても、書いてくれたことが私にとってうれしいことになる」と又吉が抱える次作へのプレッシャーについて配慮した。

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