紅白瞬間最高視聴率は44・8% 歌手別トップは嵐

 昨年大みそかに放送された「第67回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)の瞬間最高視聴率が、関東地区で44・8%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。同日午後11時42分の審査結果を発表するシーンだった。

 歌手別では大トリを務めた嵐が歌唱中の午後11時35分に43・7%を記録しトップに立った。嵐は「A・RA・SHI」「Happiness」「One Love」のスペシャルメドレーを披露。司会&大トリという、白組では初、紅白全体でも美空ひばりさん以来46年ぶり2人目の大役を果たした相葉雅紀(34)は、歌唱中には目に涙をため、感無量の様子で歌い上げた。

 平均視聴率は第1部(前半)が35・1%、第2部(後半)が40・2%を記録し、いずれも前年を上回った。(数字は関東地区。出場歌手別の数字はビデオリサーチデータに基づく集計)

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