嵐が歌手別最高43・7%、番組最高は結果発表…紅白「毎分視聴率」
昨年大みそかに放送された「第67回NHK紅白歌合戦」の毎分視聴率が4日、判明し、大トリを務めた嵐が歌手別最高となる43・7%を 記録したことが分かった。瞬間最高視聴率は44・8%で、紅組の優勝が決まった午後11時42分だった。(数字は関東地区。ビデオリサーチ調査データをもとにデイリースポーツで集計)
嵐は8回目の出場で初めて首位に立ち、過去8回首位を獲得して昨年大みそかに解散した先輩・SMAPに続く形となった。
「A・RA・SHI」「Happiness」「One Love」のスペシャルメドレーを披露し、「One Love」歌唱中に43・7%を記録。故美空ひばりさん以来46年ぶり2人目の司会&大トリという大役を果たした相葉雅紀(34)は、目に涙をためながら歌い上げた。
16年を彩った面々も盛り上げた。星野源(35)は社会現象となったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」を披露し、2回目の出場で歌手別2位の42・9%を記録。ドラマで契約結婚した夫婦を演じた新垣結衣(28)との“恋ダンス”も注目された。
世界的にブレークしたピコ太郎は40・5%で前半トップ。特別企画「シン・ゴジラ~渋谷紅白迎撃作戦~」も、総合司会の武田真一アナウンサー(49)がマイク片手に「PPAP」を披露しゴジラと“対決”した場面で42・9%を記録した。ロンドンからの生中継で「花束を君に」を歌った宇多田ヒカル(33)は41・6%だった。
番組最高は15年に続き、結果発表時で44・8%。16年は会場や視聴者による投票結果がゲスト審査員等の投票で覆り、紅組司会の有村架純(23)でさえ結果に驚いて「てっきり白組が勝つと思っていたので」と発言するなど物議を醸した。