キャスターの小倉智昭氏が５日、フジテレビ系「バイキング」に生出演し、昨年大みそかに放送されたＮＨＫの紅白歌合戦の視聴率が４０・２％（第２部）だったことに触れ「紅白の質が落ちてんだよ」と言い切った。

　番組では、紅白歌合戦の舞台裏などについて議論。その中で昨年の３９・２％から１ポイント上昇したことも報じた。

　だがすぐさま小倉氏が「（視聴率）良くないよ。悪いよ」と反論。フットボールアワーの後藤輝基が「４０％で悪いんですか？」と聞くと「昔は８０％とかとってた時代があるんだから。それに比べたら激減でしょ」とコメントした。

　これには坂上忍が「ちょっと待ってください、先輩」と口を挟み「これだけネットとかなってる時代で、４０％ってすごいんじゃないですか？」と反論したが、小倉氏は「いや。紅白の質が落ちてるんだよ」と斬って捨てた。

　あまりにはっきりとした物言いに、坂上は「ちょっと待って下さい。小倉さん、とくダネ！より面白いですよ」と大興奮だった。

　小倉節は更に続き、タモリとマツコ・デラックスの“寸劇”やゴジラが登場した演出についても言及。「変にバラエティー化しちゃって。タモリさんとマツコの扱いとかね、なんでゴジラがＮＨＫに押し寄せる？ふざけんなと」と、演出にも物申していた。