「天才てれびくんMAX」の元子役 昨夏溺死していた…両親が誕生日に公表

 2008年から10年にかけ、NHK・Eテレの子ども番組「天才てれびくんMAX」に出演していた元子役の伊藤元太さんが昨年8月31日、水難事故のため18歳の若さで死去していたことが5日分かった。伊藤さんの両親が、19回目の誕生日にあたる5日に死去の事実を公表した。「天才-」のプログラムとして始まった「サーカス部」のウェブサイトで発表された。

 同サイトでは5日、昨年8月31日に、伊藤さんが、タレント関係の友人3人と青梅市内の多摩川に遊びに行き、中州から岸に戻る途中、激しい水の流れに流されてしまい、命を落としたことが伝えられた。伊藤さんともう1人の友人が溺れかけ、友人は助かったという。

 サイトによると、両親の心の整理がつかず、これまで事故の経緯の一切を公にしていなかったが、「ご両親から相談があり、元太君の19歳の誕生日となる1月5日を期して、元太君とご縁のあった私達サーカス部のホームページ上でお知らせすることにしました」と記されている。

 伊藤さんのツイッターは昨年8月30日で中断したまま。伊藤さんは早稲田大学に入学したばかりだった。サイトによると「聞けば芸能事務所にスカウトされ、デビューをする直前であったとのことです」という。

 サイトには伊藤さんの両親からの手紙も掲載。「我が家は元太が亡くなった8月31日以来、時が止まってしまいました。」「元太がいないという現実に毎日のように打ちひしがれております。元太に会いたい、元太の声が聞きたいという思いは日が経つにつれますます強まり『ただいまあ・・・!』という元太の声が聞こえてこないかと玄関先に耳をかたむけている毎日です。」「元太が中洲で身動きができなくなった時に助けを呼んでくれていたら・・・。本当に無念です。」などと深い悲しみにうちひしがれていることがつづられている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス