坂本美雨 矢野顕子に「感動」 イベントで母の素顔明かす
シンガー・ソングライターの矢野顕子(61)を題材にしたドキュメンタリー映画「SUPER FOLK SONG」が6日、公開され、娘で歌手の坂本美雨(36)が都内で行われた公開記念イベントに登場した。
同名アルバムのレコーディング風景を追った92年公開作のデジタルリマスター版。ピアノの生演奏をノーカット録音する制作風景は壮絶を極めるが、公開当時12歳だった坂本は「何かを作る人間としては感動しましたし、いつもの母だなとも感じました。厳しいですし、そんなにホワホワはしてない。自分の中で鳴っている音楽にたどり着きたいという執念ですね」と“アーティスト・矢野顕子”の素顔を明かした。
撮影時の矢野は37歳で、現在の坂本とほぼ同年齢。米国で子供2人を育てながら活動していた母を「一人の女性として大人」としみじみ振り返り、最後は「どうも、ありがと~!!」と矢野のモノマネをして退場した。
また、この日、雑誌「ユリイカ」の臨時増刊号「総特集◎矢野顕子-ピアノが愛した女。…矢野顕子の40年」が発売された。