ジュリーが吠えた!『高齢者の定義』変更に物申す「老人と思ってるのに、急に」
歌手の沢田研二(68)が8日、東京・NHKホールで、毎年恒例の正月ライブの初日公演を迎え、50周年イヤーをスタートさせた。
1967年にザ・タイガースでデビューして半世紀。新曲「ISONOMIA」(3月11日発売)の初披露などで深みが増した歌声をファン3600人に届けた。トークでもジュリー節がオープニングからさえ渡り、日本老年学会が年明けに提言した『高齢者の定義』に物申した。
「74歳までが准高齢者で、75歳からが高齢者…ほっといてぇな!!老人と思ってるのに、急に老人じゃないと言われた。若い人が何とか年寄りをボランティアで使おうという、魂胆が見え見え。准高齢者という新しい種族にたてまつられたようです」。来年には古希のレジェンドは、元気いっぱいに自虐ネタを放った。
7月から半年かけて60カ所以上を回る記念ツアーを行い、50周年に合わせ50曲歌うと発表。「1コーラスずつにするしか手はない。皆さん、(曲の)2番は分からないでしょ!?」と“メモリアルプラン”を打ち明けた。5月からは音楽劇「大悪名」の全国公演も控えており、パワフルに節目を駆け抜ける。