小室哲哉 globe時代にKEIKOが不満 4枚目までジャケットに写真無し
音楽プロデューサーの小室哲哉(58)が10日、TBS系の「マツコの知らない世界」に出演し、妻のKEIKOから、globe時代に「ひどい扱い」と不満をぶつけられたことを明かした。
小室とKEIKO(44)の出会いはオーディションだったそうで、小室は「数十人規模のオーディションにたまたま来た」と振り返った。司会のマツコ・デラックスが「声を聞いた瞬間に?」と尋ねると、小室は「そうです」と答え、「ルックスは見てなかった。僕はセットの後ろで聞いていて、『これはいいな』と」と声に“一目ぼれ”したことを明かした。そのときに司会を務めたのがマーク・パンサーだったという。
小室は「KEIKOのビジュアル良かったんですけど…良かったんですけど…良かったんですけど」と繰り返し、「実家が割烹屋さんで、普通に大阪でOLさんみたいにやってたんです。歌手になりたかったっていう気持ちはあったと思うんですけどそこまでの…」と、それほどの情熱はなかったことを明かした。
続けて、「なんとなくだったので。なんとなくのKEIKOと3歳から芸能活動をしてきたマーク。ギャップがあってなかなかなじまなかった。仲良くはなったんですけど」と慎重に話した。マツコが「ビジュアル感のバランス?」とツッコむと小室はうなずき、ビジュアル的になじむのに時間がかかったことを訴えた。
マツコは小室の意図をくみ取り、「KEIKOさんのあか抜けない美人感が良かった。街一番の美人みたいな」と話すと、小室は「その通りですね」と話し、globeの4枚目のシングル「DEPARTURES」で初めて「KEIKOの顔出しをした」と明かした。番組ではそれまでの3枚のシングルのジャケットを出し、確かにKEIKOの顔がなかった。
マツコが「ひどい」と漏らすと、小室は「後々ひどいと思っていたらしいです」とKEIKOが小室の扱いに不満を持っていたことを明かした。「アルバムでもジャケットの細いところにKEIKOさんの顔が挟まってるくらいで」とビジュアルよりも声質重視だったことを打ち明けた。