脳出血で闘病の河合美智子「右手、右足も丸太が生えてるような感覚」と振り返る
NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で、演歌歌手・オーロラ輝子を演じた女優の河合美智子(48)が脳出血を発症していたことが、13日、分かった。自身が出演する映画「ママ、ごはんまだ?」の公式ホームページにコメントを掲載し、明かした。2月11日の初日舞台あいさつ復帰を目指しており、「まだちょっと麻痺はあるけど、私は元気です」とアピールした。
関係者によると、河合は昨年8月、知り合いの監督が手がける自主映画の撮影のための稽古中に体調不良を訴えた。右半身が動かなくなり、言語も不明瞭になったためすぐに救急搬送された。診断の結果は脳出血。脳内にできた血腫がギリギリ開頭手術をしなくてもすむ量だったため、投薬治療となった。
そのまま約1カ月半治療のため入院し、9月末からリハビリをスタート。言語は回復したが、右半身に後遺症があり、走る、階段を上り下りする、まっすぐ歩くなどの運動はまだ困難だという。現在は2月11日に都内で行われる「ママ-」の公開初日舞台あいさつに登壇することを目指し、リハビリに取り組んでいる。
河合はこの日、「ママ-」のHPにコメントを掲載。「脳出血で右半身麻痺と書くと物凄いインパクトですよね(笑)」とあくまで明るい雰囲気だった。ただ、コメントの調子とは裏腹に「発症当日は言語障害もありましたし、右手も右足も全く動かず丸太が生えてるような感覚でした」と深刻な状況だったことも告白。「私も薄々は気づいていましたよ…どえらいことが起きてしまったんだろうと…!」と振り返った。
しかし、その後のリハビリの効果もあり、昨年12月13日には、NHK大阪ホールで行われたコンサート「第16回 わが心の大阪メロディー」にオーロラ輝子として出演。水谷千重子(友近)とともに「夫婦みち」を披露するまでに回復している。2月11日の舞台あいさつにも登壇する気満々のようで「ぜひ劇場でご覧ください。まだちょっと麻痺はあるけど、私は元気です」とアピールした。