市原悦子入院…長期休養を発表 「自己免疫性脊髄炎」と診断
女優・市原悦子(80)が自己免疫性脊髄炎と診断され、入院治療に専念するため当面休養することが13日、分かった。所属事務所が発表した。所属事務所によると、市原は昨年11月初旬から体調不良のため入院。当初は「急性脊髄炎」と診断され、1カ月かけて原因を調べたところ、自己免疫性の脊髄炎と判明した。当初は昨年12月下旬に退院し、年始から復帰の予定だった。今後は5月復帰を目標に治療・療養に専念するという。
市原は昨年11月14日のテレビ朝日系ドラマ「五年目のひとり」の完成披露試写会を「風邪」を理由にキャンセル。今月11日のNHK BSプレミアムのドラマ「朗読屋」(18日放送)の完成会見も「風邪」を理由に欠席していた。
脊髄炎とは、脊髄のどこに炎症が起こるかによって症状は異なる。上半身に帯状にしびれを感じ、下半身は感覚が鈍くなって排せつができにくくなり、脚がまひするという症状。発病の初期には入院して安静を保ち、原因を治療する薬を用いる。
所属事務所は「高齢であることも踏まえ」て当面は入院すると説明している。