歌舞伎俳優・市川海老蔵の母、堀越希実子（６４）さんが１４日、日本テレビ系「メレンゲの気持ち」（土曜、１２時）に出演し、海老蔵の妻でフリーアナウンサーの小林麻央にも教えたという料理のレシピを紹介した。

　希実子さんは昨年１０月、歌舞伎の屋号にちなんだ料理エッセ「成田屋の食卓」を発刊し話題になった。番組ではＭＣのいとうあさこを実家に迎え入れ、「成田屋の味」を産み出す調理場で、麻央にも教えたという「豆腐としらす枝豆の和え物」の料理手順を実際に披露した。

　「納豆屋さんの絹豆腐を使う」という料理は、まず調味料にすりおろししょうがと塩を用い、ゆでた枝豆を加えた後はごま油とこしょうで味付け、仕上げに釜揚げしらすを乗せるというシンプルな手順で、希実子さんも「簡単でしょ？」と紹介。これを伝授された麻央が海老蔵に作ったところ、「すごいおいしいと喜ばれました」と伝えられたという。

　希実子さんは麻央の得意料理について「天ぷらが上手」と明かし、「私は得意じゃない。天ぷら屋さんに行って食べる」と語った。また、海老蔵の大好物で正月などに作るインド風チキンカレーもいとうに振る舞っていた。そして、「娘（長女の舞踊家・市川ぼたん）でも麻央ちゃんでも作っていってくれればなあと思う」と成田屋の味の伝承を願っていた。