西田敏行 今年の司会でリベンジ誓う 昨年授賞式は頸椎ケガ「動けず」陳謝
俳優の西田敏行(69)が16日、都内で行われた「第40回日本アカデミー賞」の優秀賞発表会見に登場し、昨年の“リベンジ”を誓った。今年で4年連続の「日本-」司会となる西田だが、昨年3月に行われた授賞式では頸椎(けいつい)を亜脱臼した影響で両手足にマヒが残っており、最後まで座ったままだった。
西田は開口一番「昨年、頸椎をケガしまして、全く身動きできない状態でご迷惑をおかけしたことをおわびします」と陳謝。「楽しく式が進行できるよう努めたいと思います」と約束した。
昨年の最優秀主演女優賞受賞者で、ともに司会を務める安藤サクラ(30)に「頼りたい」と言われニッコリ。逆に「安藤さんの天才的な表現術を司会をしながら探っていきたいと思います」と持ち上げ、会場を盛り上げた。機転の利いたトークに関係者は「体が動かなくても、この口があれば何の心配もいりません」と太鼓判を押していた。
西田は昨年、授賞式直前の2月に自宅でベッドから転落して頚椎を痛めていた。授賞式では受賞者にインタビューもできず、樹木希林に「西田ゾンビ」といじられたり、吉永小百合に気づかわれるなどしていた。