小日向 過酷ロケで肋骨に「ヒビ入ったと思う」 深津は猫缶食べケロリ
俳優の小日向文世(62)が16日、都内で主演映画「サバイバルファミリー」(2月11日公開)の完成披露舞台あいさつを行い、過酷ロケへの恨み節を連発した。
妻役の深津絵里(44)、子供役の泉澤祐希(23)、葵わかな(18)と小日向の4人家族が、電気のなくなった世界でサバイバル生活に挑むコメディー。アゲハの幼虫を食べるなど撮影も特殊で、体重100キロの豚を家族で追いかけるシーンでは、小日向が放り飛ばされ、胸を強打したという。小日向は骨をさすり「(肋骨に)ヒビが入ったと思う。くしゃみすると痛かったもん」と口をとがらせていた。
真冬の川への入水を振り返った葵は「生命の危機を感じた」と苦笑い。猫缶を食べた泉澤は「そりゃもう、激マズでした」と顔をしかめた。
ただ1人平気な様子だったのが、矢口史靖監督(49)にサバイバル能力ナンバーワンと称された深津。矢口監督は「待ち時間も武士のごとく無言で座っている。タフさがある」と絶賛で、猫缶の感想を聞かれた深津も「ちょっと塩分が強かったですけどね」とケロっとしていた。