キムタク主演ドラマ「A LIFE-」上々発進も、さんまには完敗
元SMAPの木村拓哉(44)が主演するTBS系ドラマ「A LIFE~愛しき人~」(日曜後9・00)の15日に放送された初回平均視聴率が14・2%(ビデオリサーチ日報調べ、関東地区)、だったことが16日、分かった。
10日に放送された初回が11・8%だった草なぎ剛(42)が主演するフジ系「嘘の戦争」(火曜後9・00)を上回る上々発進。しかし、同時間帯に放送され、明石家さんま(61)が司会を務めた日本テレビ系「行列のできる法律相談所」は17・6%を記録しており、“さんタク対決”はさんまに軍配が上がった。
木村にとってSMAP解散後最初の主演連続ドラマ。自身初めて医者を演じ、共演も竹内結子、浅野忠信と豪華な陣容で、注目度は高かった。79分の拡大枠で放送された初回は、柄本明演じる竹内の父の心臓手術を凄腕外科医の木村が手がけるシーンなど、重厚な雰囲気を漂わせた。
しかし、そんな木村医師に立ちはだかったのが、親交も厚い“お笑い界の巨塔”だった。午後7時から3時間スペシャルで挑んだ「行列-」はさんまが司会で、縦横無尽の爆笑トークをさく裂させた。「-LIFE」が始まった午後9時から、プロレスラー長州力が30年ぶりに夫人とデートする様子や、ぺこ&りゅうちぇるのプロポーズなど、盛りだくさんの企画を連発し、視聴率で上回った。
しかし「-LIFE」も現在では1月クールの民放ドラマでは首位スタート。木村が発した竹内を励ます決めぜりふ「大丈夫だ」は、早くもネット上で話題に。竹内のほか木村文乃、菜々緒ら続々と出現する“パートナー”候補との気になる関係など、2回以降も視聴率浮上の要素がたっぷりありそうだ。