水谷豊 かつての相棒・成宮寛貴氏に関する質問に沈黙 無言を貫く
俳優・水谷豊(64)が17日、反町隆史(43)とともに大阪・道頓堀川で主演映画「相棒 劇場版4」(2月11日公開)の船上イベントを行った。終了後に報道陣から、2015年まで「相棒」シリーズでコンビを組み、昨年12月に芸能界を突然引退した成宮寛貴氏(34)に関する質問が飛んだが、沈黙を貫いた。
水谷が成宮氏引退後、公の場に姿をみせたのは初めて。成宮氏は14年公開の前作、映画「相棒 劇場版3」でも水谷とコンビを組んだシリーズ“3代目相棒”。水谷が息子のようにかわいがっていたとも伝えられている。
この日のイベント終了後、船の発着場に到着した水谷は、報道陣から「お疲れ様です」と声をかけられると、にこやかに手を振って返したが、その後「成宮さんの引退について」「成宮さんから連絡はありましたか」「復帰を望んでいらっしゃいますか」と矢継ぎ早に飛んだ質問には、うつむいたまま無言だった。
水谷は船上イベントでは、歴代の相棒について「かつて亀山薫、神戸尊、甲斐亨が映画をやって…」と役名をあげて振り返り、成宮氏が演じた甲斐亨の名前を口にする一幕もあった。5000人の聴衆を前に「ソリが相棒になったとき」と現在の相棒の反町隆史の名前をあげ、「これで彼のときに映画ができなかったらどうしよう。ソリに何言われるか分からないと思ったんですけど」と冗談交じりに話し、新作完成の喜びを報告した。