窪塚洋介 スコセッシ監督に最大級の感謝「監督は馬の骨のオレに敬意払ってくれた」

レッドカーペットで記念撮影に納まるエマ・ティリンジャー・コスコフ(プロデューサー)、加瀬亮、塚本晋也、窪塚洋介、マーティン・スコセッシ監督、浅野忠信、小松菜奈、イッセー尾形、ジェイ・コックス(脚本家)=東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ(撮影・開出牧)
笑顔で撮影に納まる窪塚洋介、マーティン・スコセッシ監督、浅野忠信=東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ(撮影・開出牧)
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 俳優の窪塚洋介(37)が17日、都内で行われた映画「沈黙-サイレンス-」(21日公開)のジャパンプレミアで舞台あいさつし、マーティン・スコセッシ監督(74)への敬意を激白した。

 映画は作家遠藤周作氏の原作小説を、スコセッシ監督が映画化。長崎の隠れキリシタンの苦難を描いたもので、窪塚はマカオから宣教師を長崎へ手引きするキチジローを演じた。窪塚は「監督はこんな極東のどこの馬の骨とも分からないようなオレに毎日どれだけ敬意を払ってくれていたか。山の上の厳しい寒さも、どんだけ長く正座させられても、どんだけ長く待たされても、それも幸せの一部。きょうこの場所が役者人生最良の日です」と一気に思いを吐き出した。

 スコセッシ監督は日本語で「ありがとう」と感謝すると、監督経験のある塚本晋也(57)は「監督は自由に演技をさせてくれるし、演技が終わると『エクセレント!』と言ってくれる。マネさせてもらいます」とすっかり“スコセッシ教”の信者になりきっていた。

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