「日本一ブサイクなアナウンサー」を自認している関西テレビの新人、服部優陽アナ（２３）が１８日、大阪市内で行われた、ピン芸人ナンバー１決定戦「Ｒ－１ぐらんぷり」の２回戦に挑戦したが、敗退した。無念の結果を受け「来年こそリベンジして３回戦進出をめざします！」と早くも来年大会への出場を宣言した。

　この日は、ボクシング中継の仕事で知った、グラブの重量表記で使われる「ＯＺ（オンス）」の語感から発想を得たという「もしオンスだけのニュース番組があったら」のネタで挑戦。デパ地下からの中継で「オンス～（おいし～）」、裁判所からの中継で「オンス！（勝訴！）」とレポートするネタで、終了後には「客席から笑い声もちょくちょく聞こえてきたので、イケると思います」と自信をみせていた。

　前回４日の初戦は、徹夜で考えたという、風呂掃除中に「闇波動」なる蒸気に襲われた「勇者」が「退魔剣」を手に戦う－というシュールなネタで突破。今回は１週間かけて考えたという自信作だったという。

　前回同様、夜にニュース番組出演を控える中での挑戦だったが、結果は敗退。へこたれることなく「力不足でした。でも、人前で笑いをとることの楽しさと同時に難しさを感じたので、来年こそリベンジして３回戦進出をめざします！来年は成長した姿を見せたいです」と語った。

　Ｒ－１主催局のアナながら、優遇はないようで、関西テレビは「審査は公平です」としている。