森脇和成、猿岩石時代は年収1億円 給料手渡しで「帯ちぎりながらニヤニヤ」

 猿岩石としてブレークしたタレントの森脇和成が19日、フジテレビ系「バイキング」のインタビューに応じ、芸能界から事業家に転身したものの、事業経営に失敗した辛い時期を赤裸々に語った。

 番組では、芸能界以外の副業を行っている人を特集。成功した人もいれば失敗した人もいるという中で、森脇はうまくいかなかった人の代表としてインタビューを受けた。

 森脇は猿岩石で大ブレークした96年頃は月収2000万円以上だったこともあったと告白。年収は1億円を超えたこともあり「当時は給料は手渡しだったので、伊勢丹の紙袋を二重にしてATMに行って、帯ちぎりながらニヤニヤしながら貯金通帳に入れていた」と振り返った。

 これに気を良くした森脇は、2000万円をつぎ込み高級ナイトクラブの経営に乗り出したものの、半年で閉店。赤字は「300~400万円はあった」といい、芸能界も引退した。

 その後、環境保全会社に就職するも「サラリーマン時代はしんどかった。正直どっかでなめてたんでしょうね」と振り返るように、アニメ制作会社、輸入貿易会社、人材派遣会社など、職を転々。「軽い鬱も入ってた。明日が来るのが嫌だった」と振り返る日々だったという。

 現在は再び芸能界に戻り、役者として生活しているが「名前売れてるかといって成功するとは限らない」としみじみ語っていた。

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