米倉 離婚後初仕事「CHICAGO」 日本人女優主演で初!ブロードウェー再演

 女優の米倉涼子(41)がブロードウェーミュージカル「CHICAGO」(7月3~13日出演、米ニューヨーク・アンバサダー劇場)に、5年ぶりに主演することが19日、分かった。昨年12月30日の離婚後、初の新規仕事となり、主人公ロキシー役で再出演する。日本人女優の主演によるブロードウェー再演は史上初で、日本人としては俳優・渡辺謙(57)に続く2人目。日本公演は8月2~13日、東京・東急シアターオーブで行われる。

 約2年間の結婚生活に終止符を打った米倉が「女優人生においてとても大切な作品。この作品と出合えたことは運命」と語った作品から、新たな歴史を作る。

 米倉は08年、ミュージカル初挑戦で日本版「CHICAGO」の主演を務め、10年に再演。「いつかNYの舞台に」と修練を重ね、12年7月に故ナンシー梅木さん以来54年ぶり、史上2人目となる日本人女優のブロードウェー主演を飾った。

 思い入れの強い作品へのオファーは「CHICAGO」ロングラン20周年を迎えた昨年11月に受けた。日本人女優初となる、主演でのブロードウェー再演。日本人俳優では渡辺の「王様と私」(15、16年)に続く2人目の快挙となった。

 米倉は「5年というブランクに不安もありますが」と緊張しつつも、「それ以上にロキシーをもう一度演じることのできる喜びで胸がいっぱい。歳を重ねたことで、また違った世界観を表現できるのではないかと楽しみ」と、40代で初めて挑むロキシー役への期待も膨らませた。

 再演に向けて4月頃から日本で自主練を含め、英語の発音、歌、ダンス、演技と稽古を始める。ニューヨークには6月中旬に渡り稽古を開始と、夢舞台へ再び鍛錬を積む。

 初演で感激のあまり涙を流したアンバサダー劇場に、5年ぶりの凱旋。米倉は「自分にも悔いのないよう全力で挑みます」と誓う。パートナーとたもとを分かつなど女性としての経験も重ね、磨きをかけた演技によって、ブロードウェーで再び喝采を浴びる。

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