狩野英孝 淫行疑惑で釈明会見 事務所から無期限謹慎処分

 大量の汗をかきながら、会見する狩野英孝=都内(撮影・開出牧)
淫行疑惑騒動にたいして頭を下げる狩野英孝=都内
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 17歳の女子高生との淫行疑惑がFRIDAYで報じられたタレントの狩野英孝(34)が21日、都内で会見し、所属事務所から無期限謹慎処分を下されたことを発表した。目に涙を浮かべ、女子高生から年齢を偽られて交際していたことなどを説明したが、報道陣から詳細を問われると、大量の汗を流してしどろもどろになる場面も。肉体関係や未成年飲酒の有無などについては最後まで言葉を濁し続け、不透明な部分が残った。

 狩野は冒頭、約4秒頭を下げ、涙を浮かべて「このたびは皆さま、ご迷惑、お騒がせしまして、誠に申し訳ありませんでした」と、再び4秒ほど頭を下げた。口調は最後まで歯切れが悪く、汗だくになりながら「脂汗、冷や汗…いろんなモノが混ざっています」と自嘲気味に話した。

 狩野はFRIDAYに掲載された写真が自身のものであること、女子高生に恋愛感情を持っていたことなどを認めた上で「22歳と思い、お付き合いさせていただきました。しかし彼女の口から10代と打ち明けられ、友人関係に戻ることになりました」と、昨年10月で交際を終えたとした。

 女子高生の父親に会って直接謝罪したことも説明。父親からも「年齢を偽って申し訳ない。何があっても狩野さんを応援します」と謝罪され、“和解”が成立していることも強調しつつ、事務所の指示で当面、謹慎することを明らかにした。

 だが、報道陣からの質問には“珍回答”を連発。相手が17歳であることを知ったきっかけを問われると、女子高生に「何かウソついていることない?」と問いただした際、返答までに間があったために問い詰め、発覚したといい「野生の勘が働いた」と言い放った。

 淫行として罰せられる可能性がある肉体関係の有無については「(罪に)問われることがあれば素直に受けます」としながらも「相手は10代なので…直接的な言葉は言えない」「こういう表現しかできない」と、事実上認めつつも明言を回避。法的に問題が生じる未成年飲酒の有無についても「全く記憶がない」とかわした。

 謹慎に関しては「僕自身から謹慎と決めたわけではない」と、事務所の決定であることを強調。芸能活動自体への意欲を問われると「もちろん、あります」と即答した。

 昨年の歌手・川本真琴(43)やモデル・加藤紗里(26)らとの六股交際騒動など、女性関係のトラブルが頻発する狩野だが、謹慎中にSNSを更新する可能性もあるという。事務所関係者も「基本的には任せる」と恋愛を制限する意向はなく、学習能力が問われる。

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