仁科亜季子 38歳で子宮頸がんを発症 現在はがんサバイバー
俳優の松方弘樹(まつかた・ひろき、本名目黒弘樹=めぐろ・こうじゅ)さんが脳リンパ腫のために亡くなったことが23日、分かった。亡くなったのは21日。74歳だった。松方さんは東映の“やくざ路線”“実録路線”のスターとして活躍し、代表出演作に「仁義なき戦い」シリーズがある。最近は健康を崩し、脳リンパ腫と診断され闘病していた。元妻で女優の仁科亜季子(63)もまた1991年5月、38歳のときに子宮頸がんを発症。計4度のがんを発症しながらも、現在はがんサバイバーとして講演活動などを行っている。
仁科は昨年10月1日にブログで、がん体験を公開していくとした。1991年5月、38歳のときに子宮頸がんを発症。その後も胃がんや大腸がんなど、合計4度のがんを発症しながらも、現在はがんサバイバーとして講演活動などを行っている。当日のブログには「小林麻央さんの勇気あるブログ発信の後、私の所へも何カ所かメディアから取材の依頼がありました」と打ち明けている。
ブログによると、最初のがんを発症したときは子供たちが幼かった頃であったため「告知を受けた時は、頭をハンマーで打ち砕かれたようでした。自分の身に何が起きたのか理解できませんでした」と当時の心境を吐露。
仁科はまた、最初の発病から25年がたつことに触れ「自分でもよく頑張っていると思います」とつづるほど復調しており、現在も講演などに飛び回る毎日。だが「今の元気そうな私を見て、今なお、後遺症に悩まされながら、日々不安や恐怖をかかえながら、癌と共存しているとはどなたも思わないと思います」とつづり、まだまだ再発の恐怖や闘病の苦しさにさいなまれていることを告白した。
昨年12月に更新したブログでは「放射線治療 そして嬉しい一時帰宅」と振り返り、「二度と子供達と離れたくなかった 二度とガン細胞が現れないよう 万全を期するようにしたかった」とがんを克服しようとする心境をつづっていた。