ビデオリサーチは２３日、昨年１０月から関東地区でデータ集計を始めたタイムシフト（録画）視聴率の１０月クール（１０月３日～今年１月１日）の上位３０番組を初めて発表した。１位は“恋ダンス”が話題となったＴＢＳ系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（１２月６日、第９話）の１７・５％で、通常の平均視聴率（リアルタイム視聴率）の１６・９％を上回った。

　２位は日本テレビ系「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」（１１月３０日）の１２・２％、３位はテレビ朝日系「ドクターＸ～外科医・大門未知子～」（１２月２２日、最終回）の１０・８％。ＮＨＫ大河「真田丸」（１２月１８日）の７・２％など、トップ１０のうち、ドラマが８番組を占めた。

　なお、「逃げ恥」は最終回（１２月２０日）のリアルタイム視聴率が２０・８％で、タイムシフト視聴率が１６・９％。総合視聴率では３３・１％となり、１０月期（クール）では、大晦日のＮＨＫ紅白歌合戦の後半（総合視聴率１位、４２・６％）、前半（同２位、３７・６％）に次ぐ、３位にランクインしている。