哀川翔、豪快な松方さんしのぶ 「朝までブランデー1人1本」
俳優・哀川翔が24日、日本テレビ系「ミヤネ屋」に電話出演し、21日に亡くなった俳優・松方弘樹さんをしのんだ。
2001年リリースのVシネマ作品「修羅のみち 関東VS関西 全面戦争勃発」で初共演した哀川は、「Vシネマに松方さんが初めて出てくれたんですよ。当時はVシネ業界がひっくり返るぐらいの話題になった。松方さんも60歳前で、自分たちも激しい殺陣をやっていたんですが、自分たち以上の殺陣を現場でやるんですよ。その姿を見せられた時はあぜんとしましたね」と振り返った。
哀川は松方さんとはこの初共演以前、京都で知り合った当時のエピソードも披露。「最初にお会いしたのは京都だったんですけど、自分が20代、元気いっぱいのころ。松方さんが遠山の金さんをなされていて、お前が哀川翔か?と。今日の夜行くぞと誘ってもらった」と、別の撮影で京都にたまたまいた哀川を松方さんが飲みに誘ったという。
哀川は「飲みに行きました。朝まで行きました。みんな一人ずつブランデー一本ずつ並べまして、これ飲んだら帰るぞと」と松方さんの豪快な飲みっぷりを明かした。さらにその後も、松方さんとの交流は続き、「90年ぐらいに自分は、京都へ頻繁に通っていて、翔ちゃん、おいしいもの食ったかと誘ってくれるんですね」と語っていた。