中山優馬 大竹しのぶの兄に!? ミュージカルで初共演
俳優の中山優馬(23)がミュージカル「にんじん」(8月1~27日、東京・新橋演舞場。9月1~10日、大阪松竹座)で7月に還暦を迎える主演女優・大竹しのぶ(59)の兄役を演じ、初共演することが25日、分かった。
性差と実年齢37歳差(舞台開幕時)を超えて大竹の兄役に挑む中山は、「初めは驚きました。今は『全く予想のつかない自分と出会えるのでは』と、すごく楽しみ。気合十分で挑みたい」と難役への意気込みを語った。
演じるフェリックスは家族に甘やかされて育ち、にんじんと呼ばれる弟に数々のいじわるを仕掛ける。物語に大きな影響を与える役に重圧もあるが「大竹さんは憧れ。共演できることが楽しみ」と初共演の大女優から学べることをすべて吸収するつもりだ。
今作は大竹が79年に22歳で演じた、そばかすだらけの真っ赤な髪の少年・にんじんを再び演じたいと思い立ち、実現した。俳優・宇梶剛士(54)が父親役、女優・キムラ緑子(55)が母親役と大竹よりも年下の役者が両親役に決定。元AKB48で女優・秋元才加(28)は、にんじんとフェリックスの姉役として出演する。